減少する建設資材需要

2011.11.19

最近になって値上りが収束したのは、はっきりと実質工事量の減少の影響が建設資材の需要に出ているためである。建設省の労働資材対策室が毎年出している建設資材需要見通しによると、各建設資材とも五十五年度、五十六年度とも減少している。ビル建築で使用する小型棒鋼は、五十五年度が一九・二%、五十六年度も九・九%の大幅減少である。数量で一、一二五万トンから八一九万トンと三〇六万トンも減少している。木材も同様で同九・三%、同四、二%減少している。

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道路舗装に使うアスファルトは、同八・六%、同二・八%と減少、数量で五一四万トンから四五七万トンと五七万トン減少している。このような状況のため建設資材の値上りは急速に鎮まっていった。逆に、木材などは大幅に値下りし、輸入商社の大手が倒産するような状態になるほどである。